リフォーム前の物件は売れない？
リフォーム前の物件が「全く」売れないかというとそんなことはありません。築20年以内の物件など比較的新しい物件は当然売れます。
しかし築30年以上たった物件などは状況が異なります。
一般に購入者が物件を購入するとき中古物件の場合必ずと言っていいほど室内を「内見」します。この内見で居住後の生活をイメージできなくてはなかなか購入に踏み切ることができないでしょう。
築が古い物件は、設備や内装などの使用感が強すぎて感度が出にくいと仲介業者さんたちの間で言われています。とはいえなかなかご自身でリフォームしてから売りに出すのは、金銭的にも手間的にも敷居が高いものです。
このような物件を、一旦引き受けリフォーム・リノベーションして「購入者様の感度が出やすい物件」に再生させることが当社の買取再販事業です。
自分でリフォームできないの？
築が古い物件は自分でリフォームしてから売ればいいんじゃないの？
正解です。
格段に販売がし易くなりまた価格的にもメリットがある場合が多いでしょう。
では、前述した金銭的・手間的に敷居が高いといった問題はどう解決すればよいのでしょうか。
金銭的課題のクリア
まず、金銭的な問題です。
一般に約60㎡の区分マンションを再販売するためにフルリフォームするには、工務店に対しエンドユーザー価格で500～600万円、業者価格で400～450万円の費用が掛かります。
この費用を「売れる前」つまり「手元にお金が入ってくる前」に捻出しなくては成立しません。個人売り主がなかなかリフォームに踏み切れないのはこの点が一番の問題になってくるでしょう。
但し、状況によっては手出しの資金がなくともこのスキームが可能な場合があります。
個別の状況によって取れる手段が異なりますのでご希望の場合、一度当社にご相談ください。当社は自社で買取する以外にも業者目線でのリフォームアドバイスも積極的に対応しています。
手間的問題の解決
「リフォームする資金と計画はできた！でもどこの工務店に頼んだらよいかわからない。」
そうです次に直面するのはこの問題です。
単にリフォームするのではなく、「売れる物件」を作らなければならないですし、かといってコストをかけすぎていては本末転倒、リスクも増えてしまいます。
また、上記でもあるようにエンドユーザー価格と業者価格にもリフォーム費用の平均値には大きな開きがあります。業者は、ある程度型を決めて大量発注するのに対しエンドユーザーはすべての部分において個別仕様となるためこの差が生まれるのです。
このような工務店との交渉や折衝など大変な手間がかかるのです。
当社では、提携の工務店を業者価格で紹介いたします。また売れ筋の内装仕様・予算に合わせた内装仕様のアドバイスも可能です。そして一番のアドバイス、「リフォームしたらいくらで売れるのか」も売主業者だからこそ正確に算出できます。よろしければ一度お問い合わせください。