社長佐藤、昔々、エロライターをほんのちょっとだけやっていました。お母さんにバレてやめました。最近も、辞めた会社に嫌がらせ受けてるって言ったら、弁護士がすぐ差し出されるくらい、育ちが良いんです。

エロはいいです。欲望のありかが明確なので、文章がその一点に向かって集約せざるを得なくて、それが清々しいと思っていました。

そう、欲望は明確な方が清々しく、美しい。

不動産もまた然り。

売りたい時、買いたい時、自分がなにを目的にしているのか、明確にした方が良いです。

「なんでも良いから、高く売りたい」「片付けもいっそやりたく無い、面倒は嫌だ」「イケメン仲介に売るような(買うような)顔で翻弄して楽しみたい」

高額なお金が動く場面では、迷いますし、悩みます。年間何10件も売買を繰り返す私ら買取屋でも、買うときは怖くてたまらないものです。怖く無い奴は、ど新人かIQ低めの人です。迷う時でも、自分が不動産売買を通して本当に何をしたいのか、よく考えると、なにかが残るはずです。

何かを諦めて買う(売る)ではなく、一番大事な何かのために買う(売る)と考えれば、スッキリ迷いは去ります。

ママ友に購入を相談されることもあるのですが、不動産屋からすると物件のアラが見えてしまうんです。で、あーだこーだ助言はするんですが、どーしても欲しい!って思うんであれば、なんで欲しいのか言葉にしてみて、まだ欲しければ、誰になんと言われようと、お買いなさいよ、と言っています。

あと、このご時世、不動産取引が一生に一度の買い物では無くなっています。一般の方でも住み替え前提で何度も売り買いするのが、普通のことになってきているので、初めてでドキドキしても、臆せず不動産の海に飛び込んでみてください。