みなさん、地球のこと考えていますか?私はたまに考えます。映画のドラえもんをみたりしたら、考えます。恐竜が滅び、氷河期がきて、なんやかんやして今があるわけです。人間も滅びて、また同じようなサイクルが繰り返されるのではないんかねぇ、なんて考えます。

その証拠に南極の氷は溶け続け、台風は年々威力を増し、平均気温は上がる一方です。

そう、今や、地球温暖化は待った無し。夏は、暑い。

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エアコンは必需品!

しかし、恐ろしいことに、30年前の日本ではエアコンはリビングに1台あれば良しとされていたのです。エアコンなんて買ってきてつければいいじゃないって思われますよね。

それは、違います。

エアコンは部屋の外に室外機を置かないといけませんし、室外機とつなぐためのホースを通す穴が壁に必要なんです。これが、リビングと反対側のマンション廊下側の居室に開いていないことが多い!

さらに、新たに穴、マンションの外壁に開けられないんです。マンションの外壁は躯体と言って、建物を支える大事な構造物なので、ひょいひょい開けさせてもらえるものではないんです。申請を出せば開けさせてくれるマンションもありますが、室外機の問題が出てきます。マンションの共用部である廊下には室外機を置けないことが多いんです。

じゃあ、廊下側の居室にはエアコンをつけられないのか?夏、エアコン無しでどうやって寝ろっていうんだ。

エアコンのあるリビングに家族みなさんで集まって眠ったら、否が応でも家族が仲良くなりますし、それもいいんですが、やはりお子さんの反抗期は越せないです。なんのための3LDKだって話です。

解決策その1は、ウィンドウファンをつける、です。窓にぱかっとはめる簡易型の冷房機があるんで、それをつけたら6畳間くらいなら問題なく冷やせます。ただ、窓が半分塞がれてしまうので、美しくはないです。

ウィンドウファン

解決策その2は、壁をふかして(壁を部屋側に造作して空間を作ること)バルコニー側までドレーンを伸ばすように工事します。大抵、途中にはりがあって、当然はりに穴を開けてはいけないので、その下を通したり、とにかく大工事になります。壁をふかしているので、部屋も小さくなります。バルコニーまで管を持ってきたら、すでに開いている穴に通して完了です。穴が少なければ、1つの室外機で2台のエアコンをつけられるマルチ型エアコンをつけてもらうように、工事しておきます。

エアコンの問題には、いつも頭を悩まされます。

ご自分でリフォームの手配を考えておられる方は、購入前にマンションのエアコン事情、室外機置き場と壁に穴が開いているか、エアコン用の穴あけを許可されるのか、をぜひご確認いただきたいです。